こんにちは、 ワイズスキンケアクリニック院長の山尾よりこです。 先日、博多で開かれた 形成外科学会・総会に1日だけ参加してきました。私は、外科は診療では行っておりませんが、 レーザーのセミナーに御呼ばれしたので、1日だけ休診日に参加してまいりました。 セミナーでは、経験豊富な先生方に囲まれて、 いろいろなお話を聞けましたが、 肝斑の治療のご相談をさせていただいて、ぜひ今の治療メニューに増やそうと 決意して帰ってまいりました。 今までのカーボンを使用するレーザーピーリング法での 肝斑の治療に、 新たにカーボンなしで トーニングする方法で肝斑を薄くしていくメニューを追加しました。 フォトナのQXを使用し、 低出力でマイルドに反応させていくので、 治療間隔は1~2週ごとに、 5回から10回は集中的に治療していただきたいです。 毛穴の黒ずみや引き締めをされたい方は、引き続き 今まで通りのカーボンを塗布した、高出力の照射をされた方がいいと思います。 カーボンがレーザーに反応し、余分な皮脂や角質を一緒に弾き飛ばす効果が期待できます。 表面でしっかり熱を反応させると、軽く浮腫が起こり、毛穴をしめる効果が期待できます。 さらにスーパーQXでは、レーザーメーカーさんにお願いして、 奥深く真皮まで届く波長を使えるようにカスタマイズしていただいたので、 コラーゲン産生を促し、ハリのある肌へと導きます。 こちらの照射方法で肝斑を治療する場合は、3~5週間隔でいいです。 波長を2種類使えるので、ターンオーバーが亢進されるので、 肝斑のくすみも取ってくれる効果が期待できます。 これからの肝斑治療は、、、 1~2週ごと10回でマイルドに治療するフォトナレーザートーニングか、 3~5週ごとに5回で波長2種類使いで治療するスーパーQXピールか、 患者さまのご希望でお選びください。 皮脂の汚れも一緒に取りたい、肝斑肌の方はスーパーQXで、 毛穴の汚れやざらつきは気にならないから、 肝斑だけで治療したい方はフォトナレーザートーニングで。 あと、通院頻度も重要です。 週1,2回来ていただかないとトーニングはマイルドな出力のため、 効果が実感できないかもしれません。 さらに、当院では肝斑治療には、 水光注射や、 内服治療も行っております。 レーザー治療と併用してどんどん効果を早く出した方から、 まずは内服のみで経過を見られたい方など、 さまざまな方がいらっしゃいますので、 ご自分に合う方法をお選びください。 詳しくはカウンセリングでお待ちしております。
トーニングの照射中は最初ちかちか熱い刺激がありますが、 慣れてくると気にならくなる程度かと思います。 終わった後は、ほのかに熱の余韻を感じる程度です。 とても肌が敏感な方は、 この低出力でも一過性の膨隆疹が部分的に出ることもあります。 2~3日後に、薄皮が剥けたり、 毛穴の皮脂汚れが排出する過程で小さな白ニキビのようなものが出る方もいらっしゃいますが、 いつものなかなか治りにくいニキビと違って、一過性で引くことが多いです。 くすみが取れて、肌が明るく感じる方は直後からいらっしゃいますが、 お肌の調子がが良くなると感じていただけるのは、1週間後の方が多いですね。 最後に、、、 ひとつ治療メニューを増やすのも、 価格を決めたり、 カルテ・同意書を作成したり、 ホームページの記事を作成したり、 いろいろ事務作業が付随してきます。 いつも、私の思い付きに協力してくれるスタッフにありがとう。感謝しています。 また、当院には未承認機・薬品がありますが、 こういう未承認品は、医師の個人輸入で仕入れております。 効果を私が実感した最新のものをいち早く患者さまに提供できるように、 責任をもって日々治療しております。 一度ご相談ください。