こんにちは、ワイズスキンケアクリニック院長の山尾です。 昨年末からご案内を始めました、肌の再生医療「真皮線維芽細胞療法」ですが、 ホームページ内のご説明はご覧いただけましたでしょうか。 施術する側だけでなく、私も患者の一人として受けておりますので、その治療の流れや経過をご報告いたします。 先ずは、〈皮膚採取〉の流れです。
①耳裏を極細針で局所麻酔
②メスで米粒サイズ(タイ米程度)を切除
③圧迫止血
④圧迫止血中に採血約140cc
⑤採血終了後、耳裏の皮膚をテープに張替え終了
この採取された皮膚と血液は培養施設に搬送します。
次は〈移植〉の流れをご説明いたします。皮膚採取をしてから、培養を経て、5週間以降に移植が可能になります。
①お一人おひとりの細胞に品質検査証明書が付きます。培養条件、細胞数など、細かな安全性検査の証明書となります。
②ご希望の移植範囲や患者様のご年齢、肌の状態で、医師と相談して移植量を決めます。
目安としては目元のみ 1cc、口元のみ1cc、顔全体4cc、首2cc、手の甲2ccです。
③移植日当日は、ご来院後、洗顔→写真撮影→麻酔を行います。
麻酔中に写真をもとに、医師と患者様で気になる部位の最終確認を行います。
その間に移植する細胞と薬剤の最終調整を行い、仕上げます。これがとっても大事な作業の山場。遠心分離機やクリーンベンチの中での精密で繊細な清潔操作の繰り返しが必要になります。
当院ナースは、この薬液準備の細かな作業が大変だけど1番楽しいと言ってくれてます。いつも私のわがまま薬液調剤オーダーに応えてくれています。安心してお任せください。1滴たりとも逃さない!精神で細やかに準備してくれます。
④麻酔の進行具合で順次、エリア毎に移植を始めます。シワの程度により注射器で直接医師が手打ちしたり、水光注射で全体的に移植します。完全なるオーダーメイド治療。お一人おひとりの肌状態を診ながら、針の深度や量をマイクロℓ刻みで調整します。
お陰さまで、今日までの私の日々の長年の注入歴のお陰で、この手技は特に問題なくスムーズに終わります。ご安心ください。(←これは私が肌の再生医療を導入しようと決断した大きな動機でもあります)
私は顔、首、手の甲~指まで受けました。
⑤終了後、保湿剤を塗布し、メイクはなるべく当日はお控えください。
やや顔は腫れぼったくなり、ごわつきます。特に集中して移植していただいた目の下は赤みを帯びています。
手の甲や指の関節には内出血や針痕が目立ちます。
以上で移植が終了です。
少しでも再生医療のご理解が深まり、ご興味を持っていただければと思います。
まだこれからの経過が楽しみですが、直後数日の写真も掲載しておきます。
移植直後はこれくらいです。マスクして帰りました。
移植翌日はまだ腫れぼったいですが、化粧して、仕事していました。
4日後には腫れも引き、透明感が出てきており、肌艶もよく、顔の立体感が少し戻り若々しく既に見えています。
気にしていた右目の下のクマや窪み、シワ、ゴルゴラインなどまだ活性化して腫れているのか、目立たずふっくらしていて気分もいいです♪
手の甲はまだ、写真でははっきりしないですが、4日で針痕や内出血はかなり軽減しています。
指も少しふっくらしてきました。
また症例写真、順次頑張って作成していきます。
少しでも気になられた方はお気軽にお問い合わせください。
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